ネットネイティブ 通期決算
上場企業ではないですが、Webメディアで有名な
モデルプレス - ライフスタイル・ファッションエンタメニュース
を有するネットネイティブの決算。
まず驚いたのが、16期も会社やってたんですね、、なかなか社歴長いです。。
まぁ,それは置いといて、16期の最終損益は、マイナス2億。。
利益余剰金もマイナス1.2億という事で、今期の赤字で16年間今までせっせと積み上げてきた利益が全て吹っ飛び、赤字になったという事です。
かなり厳しい。。
8億円の資産のうち、負債が7.3億なんで、自己資本比率も10%きってますよね、、
ここでモデルプレスというメディアについて、、というかWebメディアの業界秘話をご紹介。。
2015年です、Webメディア業界を揺るがす事件が起きました。
この業界の方や、広告代理店の型は記憶にあるかもしれませんが、まあ簡単に言いますと、企業がWebメディアに広告掲載する際、この記事は広告ですよ!とわかりやすい表記をしましょう。というルールがあるのですがそれを守ってないWebメディアがこんなにいっぱいいる!!と週刊ダイヤモンドが騒ぎ立てたんですよ。
一般的に、Webメディアにある記事に【PR】とか【広告】とかの表記があるとユーザーは見たがりません、その記事のPVは下がるんです。
なので、Webメディア側も企業や代理店から費用をもらってはいるんだけど、広告です!というような表記は付けづに掲載しちゃうという事が横行しました。
それと、Webメディアって色々と他のメディアと記事連携しています。
この記事連携というのがWebメディアならではというか、ネットのメリットです。
Yahooニュース見ていても、スポーツ新聞のデイリースポーツとか、ニュース系なら朝日新聞とか、いろいろなメディアの記事をまとめてYahooが配信しているの見た事あると思います。
一つの記事をYahooに取り上げてもらうと半端じゃないくらいPVが伸びるんですよ。さすがWebメディアの王様、Yahoo!です。。
なので、WebメディアはこぞってYahoo様!うちの記事をぜひYahooニュースで流してください!と懇願する図式がうまれたんです。
仮に、記事広告費用として企業から1,000,000円もらったとします。
そして、記事作成及び掲載すると1,000PV(1,000回記事が読まれた)だったとします。
そうすると1,000,000円÷1,000PV=1,000円 となるわけです。
広告価値を図る計算式なのですが、商品やサービスについて書かれた記事を1回読んでもらうのに1,000円かかるという意味です。これが広告価値となります。
で、これがYahooにのると、100,000PVとか平気で100倍くらいに跳ね上がるイメージです。
1,000,000円÷100,000PV=10円
1回記事読んでもらうのに10円ですむ。。これ企業からするとめちゃくちゃ費用対効果の高い広告ですよね。コスパ良すぎ。。
こんな事が裏で起きているんです。
そんな中、ダイヤモンドが暴いたステマ記事の事件を重く見た、Yahooは提携しているメディアに対し、広告記事の表記やルールなどを含め厳しいガイドラインを発表しました。
このガイドラインに従わないとYahooは記事の連携を解消するよ!とプレッシャーかけてきた感じです。
そりゃ、どのメディアも、了解!従います!!となるわけですが、このネットネイティブは中指たてたんでしょうね。。
Yahooから切られました。。
当時は笑ってしまいましたが、Yahooからのメールで、このメディアは言う事聞かないので記事連携切ります!!とメールがきまして、そこにモデルプレスの名前があったんですよ。
もう一つ、大手のメディアで名前がありましたが、Yahooも随分怒ってますアピールするな、、と笑ったのを覚えてます。
でも、これ逆から見るとすごいんですよ。。
Yahooに頼らなくても、自分の力だけでユーザー獲得していく、PVあげていくという表われなんで、当時、力強さはそうとう感じましたよね。普通じゃ考えられない。
そこからはモデルプレスも元気よく、色々な面白いエンタメ記事を掲載していましたし、なんせ記事になるスピードがめちゃ早い。
タレントなんかのイベント会場で、ライターが記事執筆してそのまま、掲載しちゃう流れだったんでしょうね。ネットならではのスピード感を見せてもらいました。
すごかった。。
メンバーやライターの方もめちゃくちゃ頑張っていたのでしょうね。
2年前の14期なんかは利益で7000万出していて、利益余剰金も2.2億。
いい数字ですよね。
そこからここ2年で赤字が続いている感じですもんね、どこで収益的にきつくなったのか気になりますね。。
リアルワールド 通期決算
こりゃ悲惨な決算だわ。。
今期売上が6億弱で営業利益マイナス3.2億。。
昨年は売上24億で営業利益マイナス3.7億だったので、超大変そうな感じですね。
久々にリアルワールドの企業情報みたけど、結構事業内容もそうとう変わってますね。
元々は「Gendama」ってゆうポイントサイトが有名だった会社なのに、2020年9月に
に事業譲渡してますね。
この会社も色々とサービス買いまくってますよね。。弱ったサイトやメディア、サービスを買収して再建するの上手いんですかね。
「Gendama」、、ポイントサイトの中でも勢いのあるメディアだったのに、譲渡しちゃったんですね。。もったいない気がしますけど、、
では、そんな主軸事業を売ってしまったリアルワールドは今後なにをするのでしょうか。詳しくは↓決算資料を!!
結論、漫画大陸
このメディアとフィンテック事業で再興するとの事です。。
いやぁ~、、、厳しくないですかね、、、厳しいでしょ。。
この新たなビジネスと平行してコスト削減にも努めているらしいのですが、
社員数が250人→20人に、販管費1.5億を2,500万にまで削減しているみたいです。
ドラスティック具合が半端じゃない。。
IPOしたものの、業績が伴わず財務諸表を整える為だけに事業譲渡。
結局、会社自体が骨抜きにされ、M&Aもされない。。
IPOの最も怖い一面をみちゃうと、M&Aで買収される社員はどんな気持ちなのかな、、なんてニュースみて思っていましたけど、M&Aもされない企業にいる社員の方が複雑かもしれないですね。
昨今、売上が数億円でIPOする企業が増えてます。
利益が5000万でもOKですし、サブスクモデルの企業なんかでは、赤字でも顧客数が伸びていて、解約率が低ければ上場出来ちゃいます。コロナ禍の不景気が予測されながらもそんな時代ですw
そんな現状を経て、小ぶりのIPOにて、数年後リアルワールドみたいな企業が増えない事を祈ります。。
ポイントサイト業界自体が悪いわけではなさそうです。競合にあたる
セレス社
なんかは、しっかり業績を伸ばせてますよね。なので、市場自体は悪くはないんだとも思います。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3696/tdnet/1905075/00.pdf
またの機会に、この辺の企業の資料も見てみようと思います。
出前館 通期決算
コロナ禍でニーズが高まっているデリバリー業界。。
その中でも、出前館は浜ちゃんでCMも打つなどして、攻めている印象。
そんな出前館の決算はいかに、、
昨年は売上66億、営業利益はマイナス4千万、、会社規模からするともう少しで黒字になったと言える状況でしたね。おしい、、
今年は、売上103億(100億達成おめでとうございます!)、営業利益マイナス26億!!
うわぁ~。。。超赤字やん。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/2484/tdnet/1890551/00.pdf
でも、これくらいの激しい数字の方がなんで?なにがあったん??と決算書読みたくなるような、興味関心は湧きますよね。
ここでちょっと話は逸れますが、、企業の決算て利益が大事なんですが、売上もめちゃくちゃ大事なんですよ。
10億の売上で1億の利益、2億の売上で1億の利益という2つの会社があったとして、
利益は共に1億円で同じ、皆さんはどちらがいいと思いますか??
成熟産業では後者の2億で1億儲かった方が効率がいい!という事で評価されますが、
これからの成長産業、シェアの取り合い激化が予測される産業は前者の10億円の方が評価されます。
利益額は1億円で同じでも、10億円分のお客さんと取引したわけです。2億円の売上の会社よりも5倍のお客さんを獲得したわけですね。その10億円分のお客さんのうち何割かの方がリピートしてもらえるファン化したら、、そりゃ好循環に繋がります。
そのような見方をすれば、将来性は10億円の会社の方がありますよね。。
なので、利益利益!効率化効率化!!と昨今言われがちですが、売上をバ~ン!!と
伸ばせている会社は将来性をものすごく感じるので個人的に大好きです。。
さて、、話を出前館に戻すと、、66億→103億の売上増ですよ!やっぱり素晴らしい!!
ではここで決算の詳細をチェック↓
https://ssl4.eir-parts.net/doc/2484/ir_material_for_fiscal_ym/87719/00.pdf
売上増で事業は好調なのに、大幅赤字の理由はなに?何に、お金(経費)がかかったの??
まずは、広告宣伝費みたいですね~。
昨年は16億で今年は39億。ここだけで23億円も昨年よりお金使ってます。
今年の営業赤字26億なんで、ほぼこの広告費と言っても過言じゃないですね。
CMに出てくる浜ちゃんの出演料めちゃ高いんですかねww
個人的には浜ちゃんじゃなくてもいいような気がしますが。。
まあ、出前館は1999年に大阪で創業という事なんで、創業者はきっとこてこての大阪人なんでしょう。。
なので会社大きくしたら吉本芸人を派手に器用したいという想いは合ったのかもしれませんね。憶測ですが。。
あとはこれだけ売上上がれば、人件費も高くなるという事で、昨年の15億→39億に上がっています。ここも24億円の増。
いまのところ、経費を使った分がちゃんと売上に返ってきているということなんでしょう、、攻めのお金の使い方という典型ですね。
ではこれからどうなるか、、中期の計画です。
来期はドーーん!と黒字ですか??と行きたいところですが、、
来期の計画は売上280億の営業利益マイナス130億です。。
マ、マ、マ、マイナス130億!
という事で来年も元気な出前館は赤字予定です。。
ちなみにその次の年、2年後は営業利益マイナス20億の予定なので、今年同等に戻すという計画見たいです。
なので、来年が底で、そこからV字回復というシナリオです。
これだけ、売上が拡大しているとシステムの構築やら、人材育成やら、、コストが大きくかかるのでしょうね。
事業コンセプトも「デリバリーの日常化」と掲げているので、日本の食慣習に変化を加えようとしているのだと思います。スケールは壮大ですね。。
個人的にはUberのチャリ及びバイクはマジでマナー悪い。。ので嫌いです。
自分が頼んだご飯を届けてもらっている間に、色々と迷惑をかけているとなると、なんかいい気はしませんよね。気が引けます。。
この辺の業界改善にも出前館には求めたいですよね。ここが出来てくれば、自分も出前館のヘビーユーザーになろうと思います!
クラウドワークス 通期決算
クラウドソーシングプラットホームの老舗、クラウドワークスの決算。。
コロナ禍にあり、フリーランス活用のニーズは高いように思えるので、業績もいいのかな、、と思いきや、、まじできつそうでびっくり。。
売上87億で営業利益マイナス3億、、こりゃきつい。。
前期を見てみても、売上は87億で今期とほぼ同じ、利益は5千万出すのがやっとというとこで、利益率にしても0.5%という状況、、
コロナうんぬんの前から、超きつかったんですね。。
決算資料の内容みても、稀に見るひどさです。。色々と事業がシュリンクしまくってる。。
で、なんかそれをちょっと上手くいってます的に記載されているところが見ていて、イラッとしますねw
会社の規模としても、61億から51億に小さくなってますし、今後大丈夫なんですかね。
一見、働き方改革なりフリーランスの急増、コロナ禍と事業に対しポジティブな時事要因が多そうな感じですがなんで上手くいってないんですかね??
それには単価の問題が大きくあると思います。
このようなクラウドソーシングのサービスを利用された方は分かると思いますが、クラウドソーシングって本当に安いんですよ。
ロゴを作ってもらう、ライティングをお願いする、、などなどちょっとしたお仕事依頼に使えて、超便利です。
しかも、そこで案件を受けるワーカーさんは地方の方も大勢いるので地方の活性化にもつながるという大義があり良いですよね。
ワーカーさんは、都市に出なくても色々と仕事が受けられる=稼げる!みたいな好循環を生むためのプラットホームなんですよ、、理想は!!、、
でも、現状は単価が安すぎっ!本当に安すぎです!!
誰がこんな単価設定でビシネス始めたんですかね。。ワーカーさんへの報酬は激安ですよ。
文章や記事を作るライティング業務、社内でライターを雇用して1記事作るとするともちろん規模やこだわりにもよりますが、だいたい文字単価20円ですよ、、
なので、1記事3,000文字で作るなら×20円=60,000円/1記事という感じです。
それがクラウドソーシングを利用すると、、
文字単価2円(良くても)×3,000文字=6,000円で制作出来る。。そんな感じです。
企業からすれば記事作成費が1/10になった~!で喜んでいる。。というビジネスです。
何度も繰り返しますが、安すぎです。。
この単価感はクラウドソーシングの競合会社とかも巻き込んで業界で是正した方がいい。みんな共倒れるし、企業だけじゃなく、地方のワーカー巻き込むなよ。。という感じです。
自分はクラウドソーシングのビジネスは大いに大歓迎ですし、将来性も感じていますが、ワーカーさんの首をどんどん締めていく悪しきプラットホームに現状は近いと思ってます。
その辺のぼろが出てきた結果、このような決算なんだと思います。
根本的に地方のワーカーさんが食べて行けるようなスキームを作っていかないと改善されないと思いますよ。ほんと。。
なので、まずは企業からの受注金額を上げていくような流れが必要なんだと思います。
安かろう悪かろうのスキーム作って、誰も稼げてない、、この現状は最悪だと思います。
業界2位のランサーズについても、第2四半期、前半戦終了の決算が出ていますが、
売上17億で営業利益マイナス1千万。。前年同期費だと、売上15億の営業利益マイナス2億なんで改善はされいますが、黒字にはなってない。。
クラウドワークスほどではないですがきついとは思います。
クラウドソーシングのスタンダードをもっと目線挙げて、改善して欲しいです。
構想やビジョンは素晴らしいと期待しますので、、
サイバーバズ 通期決算
昨年上場したサイバーエージェント系列のサイバーバズ、流行りのSNSを主事業としていますが、数字はどうだったのかな、、
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7069/tdnet/1902444/00.pdf
売上29億の営業利益2億、営業利益率7%、、広告としては利益率まあまあいい方なのかもね。。
前期は売上29億と、ほぼ今期と同様でしたが、営業利益は倍の4億円!利益率14%!!
あらら、、今期はダメだったのかしら。。
いやいやそんな事はなさそうです、、さすがサイバー系列の企業です。。
サイバーエージェント同様、決算資料は見やすい!!いいですよね、見やすい決算資料、、それだけでなんかオープンな感じがして好感が持てますよ。
どことは言わないが、文字だらけの決算資料だす企業もあるから、まじで見習ってもらいたいわ。。
という事で、決算資料を拝見。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7069/tdnet/1902447/00.pdf
なんか利益率の低下は、積極的な人材採用の為、と書かれている。
なるほど、、攻めの経営で利益が下がったのね。それならポジティブ!
ではでは、今の売上29億の内訳はなにをやっているかというと。。
13億:インフルエンサー事業
4.5億:SNSのアカウント運用
10億:SNSの広告事業
足しても29億にならないが、、まぁ細かい事は気にしない。ざっとこんな感じ。
インフルエンサーねー、、どうも流行りものにしか見えないんだけど、今後も伸びるのかね~。。
その辺は、もちろんサイバー系列の皆さんは、お上手ですよね、、
この不透明なインフルエンサーがどんどん伸びていくとは思っていないような戦略が見えてきますね。
次に手を出すのはな、な、なんとD2C事業。
簡単に言うと自分らでコスメを開発して売っちゃおう!という話
ここで来期は1億以上の売上を初年度から見込んでいるらしいです。さすが、、強気、、
現状のインフルエンサーの活躍の場も、かなりECに寄せてサービス展開してますね。
EC × インフルエンサー(SNS) はもう当たり前の時代ですもんね。
サイバーバズからすれば、売れるインフルエンサーは数多く提携していると思うので、自分らで通販事業をやるにしても、その子達使えるので、そうとうアドバンテージありますよね。
でも、派手にやりすぎると既存のコスメクライアントからクレームこないんですかねw
もし、自分がバズのクライアントで、バズが自社と競合にあたるコスメ(商品)をインフルエンサー、SNSを使ってバンバン売り始めたらふつうにムカつきますけど。。w
ケンカ売ってんのか??になりますよね。
なので、この辺も加味するとD2C、上手くいくか?お得意の別会社たてて、D2Cやった方がいいのでは、、と思ってしまいます。
また、決算資料にもありますが、SNSマーケティング市場の伸び率は20205年に今の倍らいしいです。サイバー系列の企業からすれ5年後に倍と言われても決して市場がでかくなる!とは興奮してないでしょう。
なので、SNSは手堅く推移していくから、そこはちゃんと取りながら、どんどん新規事業も打って出ないとマズい。。くらいに考えているんだと想像します。
でも来期くらいは全然元気よく伸びそうですよね。
それ以降は事業が流行りものだけに、、予測むずいですね。。
Speee(スピー) 通期決算
今年の7月にジャスダックにIPO したSpeee(マザーズじゃなかったのね、、)
IPO後初決算はいかに!?
売上93億で営業利益7億、、営業利益率7.5%、、結構頑張ってる~。。すごい!
売上100億まであと一歩やん。。
前期は売上74億で営業利益2億、営業利益率2.7%だったので、利益率が急成長!というところでしょうか。素晴らしいですね。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4499/tdnet/1905426/00.pdf
なんかSpeeeのイメージはSEOを営業力でガリガリ売るイメージでしたが、今期はどんな事やって利益率の向上に結び付いたのでしょうか。。早速拝見。。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4499/ir_material_for_fiscal_ym/89570/00.pdf
簡単に今の事業は
①マーケティングのコンサル
②不動産のマッチング事業
それぞれ Mar Tech と X-tech というかっこいいネーミングが付けられていますが、簡単にいうとこんなところでしょう。
今回の利益率急成長は②の不動産のマッチング事業(X-Tech)が損益分岐を越えたという事で、一気に利益率が改善されたとの事です。
この事業では
こんなサイトと、、
こんなサイトを運営していますね~。。
おそらく、この辺のサイト制作についてひと段落したんですかね?
マッチングのプラットホームなので、裏側ではそれなりのシステムが組まれている感じはするので、コストはそこそこかかっていたんだと思います。
でもさすが、、サイトが立ち上げれば持ち前の強い営業力で不動産屋、リフォーム屋をどんどん顧客にしていったんでしょうね。
「プラットホーム × 営業力」という、昔からあるビジネスモデルの典型ですね。
でも、ほんと最近思います。
セールス(営業)を重んじているというか、企業カルチャーとして根付いている会社はマジで強いですよね。
業務効率化や経費圧縮、営業外収益にヒットする投資事業をせっせと進めている会社より、シンプルにセールスが強い会社は強いと思います。
これからこの「プラットホーム × 営業力」で、新領域である介護・福祉に参入するらしいですが、ここは注目ですよね。
不動産業界よりも中小零細企業の数がそもそも少ないと思うので、Speeeの営業力がどこまで通用するのか、興味ありです!
でも、ここの投資額が1億5千万、、ちょっと弱気な感じはしますけど、、中途半端にやると、こける市場では。。とハードルの高さはやや感じます。
Web系のザ・ベンチャーでIPO、、みたいな印象が強いSpeee。
本日も新規IPOのニュースでジオコード社、ここもSEOが主軸でのIPOらしいです。
系統はSEO系という事で似ている部分もあるかと思うので、先輩企業としてWeb系ベンチャーの株式市場をぐいぐい引っ張っていってもらいたいですね。
googleのアルゴリズムの目まぐるしい変更(本当にイヤw)や,、そもそも若い人らは検索しない、ググらない、、というSEO企業に不利な側面はあるものの、まだまだSEO系企業ののPOはされていくんですね、、ここは正直意外ですが、個人的には頑張れ!と応援したいです。
フリークアウト 通期決算
昨年大苦戦だったフリークアウトの2020年決算が出ました。
売上240億で営業利益2億、、、営業利益率0.8%、、お疲れっす。。
でも、昨年の売上210億に対して営業利益マイナス120億に比べれば、急回復なんでしょうか。
早速決算資料の中身拝見。
結論からすれば、国内のDSP事業は厳しいの一言。
確かに、5,6年前は六本木ヒルズのマックの上に本社構えて、中に入るといきなりバスケットコート!!
みたいなめちゃかっこいいオフィスでイケイケ感もありましたが、最近はDSPでフリークアウト導入って聞く機会減りました。。
決算資料見ても、国内のDSP、DMP事業は減少してますが、海外広告事業は伸びてます。
確か、台湾をはじめアジアに進出されていたような気がしましたが、、その辺は上手くいっているんでしょうかね。
あと伸びてる部分は投資事業。
結局国内の広告には伸びは見られず、海外と投資。。
あまりポジティブな状況ではないですね。オフィスは素敵ですが。。